【練習】もし私が、ワークショップを主宰するとしたら

例えばですが。もし私が会社の中でワークショップを主宰する、ということになったら私はやりたいと思う。人にどう思われたっていいから、もうなりふり構わず!?自己実現の場があるならさっさとやりたいし、好き放題やらせてくれるならやりたいな、とか思うわけ。『私にはできない』なんて、絶対に言いたくないわけです。もう、次に来たチャンス、というか話は全て引き受けたいし、多分、生成AIの力で、事務作業とかは少なくなっていくはずで、それは今の時点でのチャンスなのだよな。事務作業は少なく、とにかくやってみる、を繰り返していく。管理職じゃないし、別に失敗したってなんのあれもないし、お給料は絶対上げたいし、1~2年でこの部署は異動したいし、それまでにアフリカに詳しい人、というブランディングで自分を売っていきたいとも思うわけです。アフリカに詳しい人なんて、いないでしょ。アフリカに詳しい人になるためには、やはり社内でそれで売っていく、ということで。ワークショップをやってみようか!と。いつ話が来てもよいように、ここに台本を書いておく。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

目次

0. ワークショップ名

ケニアを起点とした東アフリカビジネス機会発掘ワークショップ


1. 事前に伝える目的

本日のワークショップは、ケニアについて勉強するだけの場ではありません。
ケニアを入口として、当社がどのような顧客・産業・物流ニーズにアプローチできるかを考え、具体的な案件候補と次のアクションを決める場です。


司会台本

0〜5分:オープニング

皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。

本日のテーマは、ケニアを起点とした東アフリカビジネス機会の発掘です。

アフリカ全体で考えると非常に広く、国ごとに経済状況、産業構造、物流課題、リスクが大きく異なります。
そこで本日は、まずケニアに絞って議論したいと思います。

ケニアは、東アフリカの中でもビジネスの入口として考えやすい国の一つです。
ナイロビを中心とした商業機能、モンバサ港を起点とした物流、周辺国への接続などを考えると、単にケニア一国だけでなく、東アフリカ全体へのゲートウェイとして見ることができます。

ただし、本日の目的は「ケニアについて詳しくなること」ではありません。
目的は、当社としてどの顧客に、どのような仮説でアプローチできるかを見つけることです。

今日のゴールは3つです。

1つ目は、ケニアに関係しそうな既存顧客・見込み顧客を出すこと。
2つ目は、ケニアで想定される物流ニーズやビジネス機会を整理すること。
3つ目は、ワークショップ後に誰が何を確認するか、次のアクションを決めることです。


5〜10分:本日の進め方

本日は、次の流れで進めます。

まず、ケニアをどのように見るべきか、簡単に前提を共有します。
次に、ケニアで可能性がありそうな産業や物流テーマを整理します。
そのうえで、皆さんが担当している顧客や社内の情報をもとに、案件候補を出していただきます。

最後に、出てきた候補を優先順位づけし、次のアクションに落とし込みます。

繰り返しになりますが、今日は正解を出す場ではありません。
むしろ、仮説を出す場です。

「この顧客はケニアに関係がありそう」
「この業界なら物流ニーズがありそう」
「このサービスなら提案できるかもしれない」

このようなレベルで構いません。
まずは案件の芽を見つけることを重視したいと思います。


10〜25分:ケニアを見る視点の共有

ここから、ケニアを見るうえでの視点を共有します。

ケニアを見るときに、今日は大きく4つの視点で考えたいと思います。

1つ目は、東アフリカのゲートウェイとしてのケニアです。
ケニアは、ケニア国内だけではなく、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、エチオピアなど周辺国との接続を考えるうえでも重要な位置にあります。
特に物流会社としては、港、内陸輸送、通関、周辺国配送まで含めて考える必要があります。

2つ目は、成長する消費市場としてのケニアです。
人口増加、都市化、中間層の拡大により、食品、日用品、医薬品、自動車、家電などの需要が伸びる可能性があります。
つまり、日本企業やグローバル企業が、販売市場としてケニアを見る可能性があります。

3つ目は、産業・インフラ開発の市場としてのケニアです。
インフラ、エネルギー、建設機械、農業、医療、通信などの分野では、プロジェクト物流や設備輸送の可能性があります。

4つ目は、物流課題が大きい市場としてのケニアです。
成長市場である一方で、輸送リードタイム、通関、内陸輸送、現地パートナー管理、可視化、コスト、リスク管理といった課題もあります。
だからこそ、物流会社が価値を出せる余地があります。

今日の議論では、この4つの視点を使って考えます。


25〜35分:重点テーマの提示

次に、ケニアで考えられる重点テーマを仮説として提示します。

本日時点では、以下のようなテーマが考えられます。

テーマ想定される物流ニーズ
自動車・部品完成車、補修部品、ディーラー向け配送、在庫管理
医薬品・ヘルスケア温度管理、品質管理、緊急輸送、通関対応
食品・農産品冷蔵・冷凍、鮮度管理、輸出入物流
インフラ・建設プロジェクト貨物、重量物、建設機械、現場納入
消費財・日用品小口混載、倉庫、配送、販売網向け物流
エネルギー・環境設備輸送、プロジェクト管理、ESG関連物流
Eコマース・小売倉庫、ラストマイル、在庫可視化

ここで大事なのは、「この産業が伸びそうだ」という話で終わらせないことです。

私たちが考えるべき問いは、
その産業に関係する顧客が社内にいるか
その顧客に対して当社がどんな物流サービスを提案できるか
まず誰が何を確認すべきか
ということです。


35〜50分:グループワーク① 顧客候補を出す

ここからグループワークに入ります。

まずは、皆さんが担当している顧客、過去に接点があった顧客、または社内で聞いたことのある顧客の中から、ケニアや東アフリカに関係しそうな企業を出してください。

直接ケニアに拠点がある企業でなくても構いません。

たとえば、次のような観点で考えてください。

  • アフリカ向けに製品を輸出していそうな顧客
  • ケニアに販売代理店や現地法人を持っていそうな顧客
  • 東アフリカ向けに部品・設備・消費財を出していそうな顧客
  • 医薬品、食品、自動車、インフラ、建機、消費財などに関係する顧客
  • 中東、インド、欧州経由でアフリカ向け物流が発生していそうな顧客
  • まだ取引はないが、当社として狙いたい顧客

この時間では、正確性よりも数を出すことを重視します。
「可能性があるかもしれない」というレベルで結構です。

では、10分間で各グループごとに候補を出してください。


グループワーク用シート

顧客名業界ケニアとの関係仮説想定物流ニーズ確認すべきこと
例:A社医薬品東アフリカ向け販売がある可能性温度管理、通関、緊急輸送ケニア向け出荷有無
例:B社自動車部品補修部品需要がある可能性部品輸送、在庫管理現地代理店の有無

50〜65分:グループワーク② 物流サービス仮説を作る

ありがとうございます。

次に、出てきた顧客候補について、当社としてどのような物流サービスを提案できるかを考えます。

ここでは、顧客名だけで終わらせず、提案仮説まで作ってください。

考えるポイントは4つです。

1つ目は、輸送ルートです。
日本からケニアなのか、インド・中東・欧州経由なのか、あるいは第三国からケニアなのか。

2つ目は、輸送モードです。
海上、航空、Sea-Air、LCL、小口混載、緊急輸送など、どの手段が合いそうか。

3つ目は、付加価値サービスです。
通関、倉庫、在庫管理、温度管理、可視化、現地配送、プロジェクト管理などです。

4つ目は、顧客の困りごとです。
リードタイムが読めない、現地側の管理が難しい、通関で止まる、輸送状況が見えない、コストが高い、品質管理が難しい、といった課題です。

この4つを使って、各顧客に対する提案仮説を作ってください。


提案仮説の例

たとえば、医薬品メーカーであれば、

「ケニア向けに医薬品や医療関連品の輸送がある場合、温度管理、通関、リードタイム管理が課題になる可能性がある。まずはケニア向け出荷の有無と、現在の物流課題を営業担当から確認する」

このような形です。

自動車部品メーカーであれば、

「ケニアや東アフリカ向けに補修部品需要がある場合、小口混載、在庫管理、ディーラー向け配送にニーズがある可能性がある。現地代理店や販売網の有無を確認する」

このように、顧客ごとに仮説を作ってください。


65〜75分:発表

それでは、各グループから発表をお願いします。

発表は、1グループ3分程度でお願いします。

話していただきたい内容は3点です。

1つ目、候補に挙がった顧客。
2つ目、その顧客に対するケニア関連の仮説。
3つ目、次に確認すべきこと。

完璧な提案でなくて構いません。
大事なのは、「次に動ける状態」にすることです。


75〜85分:優先順位づけ

ありがとうございます。

ここから、出てきた候補の優先順位づけをします。

優先順位は、次の4つの観点で見ます。

評価軸意味
顧客接点すでに社内に担当者や関係性があるか
案件可能性ケニア・東アフリカ向け物流がありそうか
当社の提供価値当社サービスで課題解決できそうか
実行しやすさすぐにヒアリングや提案準備に移れるか

今日は、厳密なスコアリングまでは不要です。
まずは、次の3分類に分けたいと思います。

  • A:すぐ確認する候補
  • B:追加調査する候補
  • C:今回は保留する候補

特にA候補については、今日この場で担当者と期限を決めます。


85〜90分:クロージング

本日はありがとうございました。

今日の議論を通じて、ケニアを起点としたビジネス機会について、いくつかの顧客候補と提案仮説が出ました。

今日の成果は、ケニアについて完璧な答えを出したことではありません。
むしろ、社内で誰に聞くべきか、どの顧客に可能性があるか、次に何を確認すべきかが見えたことです。

この後は、A候補について担当者を決め、顧客情報や社内情報を確認していきます。

最終的には、
ケニア向け、または東アフリカ向けの具体的な商談・提案テーマにつなげること
を目指します。

本日の議論をもとに、アクションリストを整理して共有します。
皆さん、ご協力ありがとうございました。


最後に残すアクションリスト

No.顧客候補仮説次に確認すること担当期限
1A社ケニア向け医薬品物流の可能性ケニア向け出荷有無を確認〇〇さん〇月〇日
2B社東アフリカ向け補修部品需要現地代理店・販売網を確認〇〇さん〇月〇日
3C社インフラ案件関連の設備輸送過去案件・今後案件を確認〇〇さん〇月〇日

末宗さん用の冒頭メッセージだけ、少し自然にすると

実際に話すなら、冒頭はこのくらいが良いです。

本日はお集まりいただきありがとうございます。
今日のテーマは、ケニアを起点に、東アフリカ向けのビジネス機会をどう見つけるかです。

アフリカ全体で考えると非常に広く、議論がぼやけてしまうため、今回はまずケニアに絞りたいと思います。

ただし、今日はケニアについて勉強するだけの会ではありません。
目的は、当社の既存顧客や社内の接点の中から、ケニア・東アフリカ向けの案件候補を見つけることです。

最終的には、「どの顧客に、どんな仮説で、誰が次に確認するか」まで決めたいと思います。
正解を出す場ではなく、まずは仮説を出す場として、ぜひ自由に意見を出していただければと思います。

この方向でかなり使えます。
ポイントは、「ケニア勉強会」ではなく「ケニア案件発掘会」として設計することです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

コメント

コメントする

目次