交際費は時代の鏡だ

職場で、オンラインでの講演会があり参加をした。(結構感動した!)

交際費についての講演会であり、ちょっとしたきっかけがありその講演会を開催することになったのだという。

交際費

それはビジネスを円滑にすすめるために必要な経費だ。

私のような平社員にご縁はないけれども、権限を持っている人間はうまく交際費を利用して仕事を進めていく。

いかに交際費を利用できる権限をもっていようとも、多く使いすぎては目立ち説明を求められるかもしれない。かといってあまりに利用していないと、顧客の接待をしているのか、ちゃんと喜ばせているのか?と業務状況について変に勘繰りを入れられるということもあるのかもしれない。

今般、交際費の利用についてはどんどん目が厳しくなっているのだという。それこそ昭和の時代、バブルの時代は、プライベート用として会社のお金を利用することも日常茶飯事だったようだけれども、そして、「ちょっとごまかして」申請すればどんな経費も支払ってもらえたのだろうけれども、今は違うという。

講習会に参加した人は、口をそろえて言う。

「時代だね…」と。

時代によって、良しあしは変わるのだ。

今や、そんな申請をちょろまかして経費をとっていようものならある種の刑事罰や損害賠償、なんてことにもなるとのこと。立件すればだけれども。

講演会の説明者は言う。「認識がアップデートできていない方がいらっしゃったのかもしれない」と。厳しい言葉だ。

なんとも説明しがたいけれども、ある時代では正解だったことが、今は正解でない。変わっているのだ。そして、その変化を感じ取っているかなのだ。そして、時代の変化に気づけなかったからと言って、だれも助けてなんてくれない。

「アップデートできていなかったのかもしれない」というその人が悪いということになるのだ。

「昔はこうだった」と、よく言われている言葉だし、わたしもよく言う。でも。時代は変わっているのだという。

交際費で、変化する社会を感じるのだ。

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この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

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