セザンヌ、ピカソ、モネ、ドガ、ルノワール。
印象派絵画の画家といえば、華やかな名前が並ぶ。日本人に印象派美術が人気だと言うけれども。
日本橋近くで用事があったので、アーティゾン美術館に行ってきた。都会のど真ん中、東京駅から徒歩10分程度の距離。名前は知っていたけれども訪れたこともなく、それも訪問の理由だった。
ブリジストン創業者の所蔵品を中心として、古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、現代美術のコレクションが並ぶ。
ハイライトは印象派だなと感じた。そして、印象派絵画を見て、わたしはあまり興味が無いのだと再確認した…
美術館についていえば、有名な画家の絵画もあり、これを個人のコレクションだったのかと思うと素晴らしいの一言。
しかしながらですね。
ふーん。。と、ただ通り過ぎながら鑑賞するくらいである、わたしは。見ても、ふーん、なのである。これだけの、素晴らしいコレクションでも。
私の好みは、歴史画、宗教画なのだと、あらためておもった。その絵画の歴史的背景や文学的なものを読んだり知ったり知識を得ることができるのが楽しいと思う。そんなことに気づく、美術館体験でした。
絵の心得がある人であれば、絵画の技術に目がいき、この技法が…この構図が…この色使いが…とか見方があるのであろう。でもわたしは素人だから、そういうことは分からない。
絵画を見て宗教や歴史も合わせて学ぶことができる、そういうのが丁度よいのである。
ギリシャ神話をモチーフにしたものとか、好みです。
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