『食べ物は、最終的にはすべて下水に流れる。だから、残り物を胃の中に置くか下水に置くのかの違いだけ』
ある日、その人は「テリー伊藤がそう言っていた」とその言葉を紹介しながらそう言いました。
わたしは仕事中、間食がやめられません。
常日頃、その人にはそう言っていました。日々、お菓子をいただくし、イライラしたらお菓子を食べたい。仕事をしているとイライラすることなんて無数にあるので、なにかStress releaverが必要なのです。即効性のあるもの。また、仕事柄海外出張に行く人が多く、お土産としてたくさんの食べ物をいただきます。ありがたいですよ。それで生活できるくらいには恩恵を受けている、そうも思っていました。
普段はいただくことができない高級なお菓子。コンビニでお菓子を買う必要がないくらいに、たくさんいただきました。ベルギーやフランスのチョコレート、日本各地のお土産お菓子、デパートに売っているような洋菓子和菓子。手土産でいただくことも多く、舌も肥えるし、もちろん体も肥えます。
そのことを、その人に話したのです。
頂き物が日々ある環境だから、それを食べざるを得ない。また、わたしはいただき物をもらったら、その場ですぐに食べないと気が済まないと。一つの私の美徳なんです、と。おいしいものはおいしいうちにいただきたい。時間がたつと、美味しいものも味が落ちるし、自分のテンションも落ちる。「わー!おいしそう!わざわざありがとうございます。おいしく頂きます!」と本心から伝えて、そのテンションのままおいしいものを食べたい。そして、そのおいしさを周りの人と共有したい。そういう価値観なのです。その人は、「間食は良くないよ」ということを言っているのですが、私にとって間食を避けることはできない。それは、環境的にもそうだから。そう思っていました。そう思い込んでいました。
しかし、なんと新年あけて10日たちましたが、いまだ間食をしていません。
なぜか?間違いなく断食道場に参加したことがきっかけとなっています。断食道場に参加して、体重は減りませんでしたよ、as I mentioned earlier、でも、食事に対する考え方がずいぶんと変わったなと思います。それは、断食道場に参加している最中よりも、終了して元の生活に戻ってからのほうがそう考えます。断食道場中にKindle Unlimitedで玄米食に関する本を漁っていたので、玄米づくし生活しよう、ということを思ったこともありますが、お菓子を体の中に入れなくてもいいな、と思うのです。そうやって、1月10日を迎えました。
さて、そうはいっても、お菓子やお土産をたくさんいただきます。有難いことに、本当に有難いことに!外国のチョコレート、高級感のある有名な、その国ならではのもの。ただのカントリーマアムとかコアラのチョコレートとかではないですよ。そういう特別感のあるものって、それはそれは食べたいじゃないですか。
という話をしたら、冒頭の一言に戻るわけです。
『食べ物は、最終的にはすべて下水に流れる。だから、残り物を胃の中に置くか下水に置くのかの違いだけ』
そうはいっても、最終的にすべて下水に流れるとしても、味わったかどうかというのは重要なんじゃないか…と思いました。でも!そういえば、私の敬愛するちきりん氏も、同じようなことを言っていた気がする…と以前のエントリーを探して見たところ、ありましたよ。
ブログ内に記載のある、「何を食べるかは、どういう生き方をしたいかに直結する」というのは、ちきりん氏がそのように言うと新しく。よく、「You are what to eat」なんて言います。その言葉はどうにも説教臭いのですが、食べたもので自分自身が形作られるというか、中年以降は、何を食べないかというのも自分を形作る気がします。何を食べないか、それは自分の生き方として決めるということ。好きなものを何でも食べる、嫌いなものは食べない、というライフステージではないのですよね、ライフステージの変化なんて、誰も教えてくれない。自分が気が付くしかないのです。
エントリーの中で、「もったいないから食べる」というのはおかしい、というものがありました。もったいないから食べることにより、その分、脂肪がつく。食べたくもないものを食べる。限られた時間と胃袋と、将来の肥満と。それを考慮すると、食べ物を捨てることは理にかなっているということを言っていました。「食べ物を残してはいけない」という価値観から、わたしが解放されることはないでしょう。でも、日本は今、飽食の時代なのですよね。あふれる食にたいして、それ全部を受け入れていたら、パンクするでしょう。そりゃそうだ。
目の前に食べ物があるからと言ってすべて食べる、というのは、食の自由を侵害されていることにならないのか?食べるも食べないも自由なのです。食べきらなければいけない、ということは全くないのです。多分。

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