【クロ現】日本の“発酵食品”が世界でブーム その陰で危機が 小豆島のKIOKEプロジェクトと対馬のせんだんごがつなぐ未来

『自分がやっていることが遅れていること、恥ずかしいことなんじゃないかって思っていた。』

クローズアップ現代で発酵食品についての特集がやっていたので見ていたら、そんな言葉が流れていました。現在、日本の発酵食品が注目を浴びていて、海外輸出額は歴代最高になっているらしいです。しょうゆ、みそ、塩こうじ。そんなものが輸出品になるとは!?へえ~って思いながら見ていました。大手企業が輸出額を伸ばしている一方、原料高や物流費高で、零細企業については大変苦しい経営状況が続いているとのこと。その地方独自の伝統や技術が失われる寸前でもあるということでした。

そんな中でも、地方の発酵食品会社が注目されています。「KIOKE」というブランドを作り統一し、その蔵独自の醤油をアピールしていくことで、観光資源にも、物語のあるプロダクトにもなるということでした。

伝統的な醤油づくりが注目を集めることで作り手の意識にも変化があったようで、冒頭の言葉につながります。

「ダサいと持っていたことが、再発見してかっこいいことだった」ということですね。

そういうこと、よくあるなあと思いました。日本の再発見、伝統の見直し、一周回ってクール。

そして、自信がついて堂々と「かっこいいことしているんだ!」って思えるのです。

いいことですね。

★★★

さて、見方を変えるだけでそんなにも変わることができるということは、身近にもありそうです。

今、自分がダサいって思っていること、変えたいと思っていることって何でしょうか?自分のことで考えると・・・

例えば、「ワンルームの狭い部屋に住んでいて、人も呼べないような家でダサい、恥ずかしい」ってことかな?

そういうのを『一周回ってクール』にするにはどういった視点を持てるのでしょうか。

・どんなに狭い家でも快適に暮らせるミニマリズムの思想、禅の思想

・ものを持たないことでシンプルな生活ができること

・部屋の素晴らしさよりも、精神的な静寂を求める

とか?無理やり感がすごいですが・・・

見方を変えることによって、全然とらえ方が異なるわけです。わたしはいつも、そんな考え方にひかれてきました。だから、悲観する必要なんてないのですが、悲観的になりがちなわたしはこうやってものを見るようになりたいものです。

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この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

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