ちょっと大きめのイオンに行った。
最近はサラダにはまっていて、野菜を買い込もうとして売り場をウロウロとしてたら、アボカドが売っていた。
食べ頃のアボカド?
そんなこと、ある?
ご丁寧に、アボカドの食べ頃まで書いてある。
アボカドの食べ頃を見極めるのは難しい。見た目だけでは判断できず、カットしてからはじめてわかる。食べ頃でも、端のほうが硬かったり熟しすぎて黒かったりということはザラにある。全て食べころなんて、疑わしい。どうしたら、こんなことできるのだろうか。
カットしたところ、本当に綺麗。均一な硬さ、色。さらに剥きやすい。皮がつるんとむける。
感動である。
たしか、村上春樹の小説だったか、表参道の紀伊国屋のレタスは綺麗に整列されていて、真夜中に調教されているんじゃないかというようなことが書かれていた。
同じように、イオンのアボカドは調教されているんじゃないかとおもうくらい。
感動である。
アボカドを食べるハードルが下がる。以前は、アボカド1個は100円だったけどな。2倍の価格になっているけど、それでも食べちゃうな。
もう、アボカドを買うためにわざわざ最寄り駅でないイオンまで、何十分かかっても行ってしまうね…
そう思って調べたところ、イオンの、というよりも、「ファーマインド」という会社のアボカドということが分かった。
https://www.farmind.co.jp/product/avocado.html
メキシコ、ペルー、チリ、アメリカなど、いろいろな産地のものを取り扱っているらしい。
いったいどういうからくりなんだろう?と思うが、いくつかの産地を使い分け、追熟管理を徹底して行うと、こんなにも食べころのアボカドを作り出せるとのこと。
サプライチェーンの一翼を担う業界に身を置くものとしては、非常に興味深い。。
一年中アボカドの供給があるのであれば、需要予測って、どうなるのか?生鮮品は、もちろん旬があるものだから、供給だっていきなり増えるものではないか。
なければないで、いいけれども。一度でも、買ったアボカドが食べころでなかったら、もう一度買おうとならないかもしれず、ちょっとリスクが高い気もする。品質が命、というアボカドなんですね。
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