【読書】5年で1億円貯める株式投資 レビュー!

引き続き投資に興味を持ち始めているので、読書しました。こちらも読めてよかったです。
実に、様々な投資方法がある。

わずか5年で億り人へ!というキャッチフレーズだけど、もちろんそのまま再現性があるとは思えないし、そこはうのみにしないのは最低限の教養です。

具体的にどうやって銘柄を選び、どうやって設けたか。その時に何を思ったか。どのように考えて銘柄を選んだのか、というリアルな視点が読めてよかったです。悔しい思いをしたことも何度もあるようですね。

ウェブサイトの利用方法や、細かいテクニックも紹介されていて、参考になる人は多そうです。わたしはまったくの初心者なのでそこまでは理解できませんでしたが。

目次

新高値ブレイク法

著者は、株を始めるときに「伝説のファンドマネージャーが教える株の公式」という本を読んだそうです。そこで紹介されていたのが「新高値ブレイク投資」という手法だったとのことで、これを試して資産を増やしたそうです。

新高値を付けた銘柄は、その期待値も相まって「さらに高い値段をつけるだろう」という心理が働き、新しいステージに入っていく方法だそうです。過去2年と期間を指定して、新高値をつけた銘柄をスクリーニング。その業績をチェックして将来性を考えてめぼしい銘柄を見つけていく、というものだそうです。

著者は、まとまった金額を短期間で作りたかったため、集中投資を決行。損切のマイルールも決めているそうで、株価が購入した金額の8%を切ったら損切りするということです。

新高値ブレイク投資+ROE

ROE10%以上が優良株と一般的に言われているので、新高値+ROEで銘柄を選ぶらしい。
ポイントは、
①新高値をつけた
②売上高10%増 利益20%増
③ROE10%以上
というポイントを加えて銘柄を選ぶということ。

それにしても、時間がないとできないなあ。試してみたいとは思いましたが。

株主優待需給投資

株主優待をくれる銘柄の株価は、権利落ち日に向かって下落する傾向がある模様。株主優待をゲットできれば売るという投資家が多いためのようで、それを逆手に取った投資手法ということです。

比較的安全性が高くて超シンプルな投資法のようですが、、私にはちょっと難しい。

決算モメンタム投資

この投資方法は、決算発表の直後に資料を読み込んで、市場に織り込まれていない銘柄がある場合はすぐに購入する。少したってほかの投資家が気が付き始めて株価が上昇したら売る、という方法。ほかの投資家の動きも見ながら、決算後1週間くらいが勝負ということみたいです。

無理だな、こんなこと私にできるわけない。

ただ、わたしの株の目的の一つは「経済動向に明るくなりたい」「決算書が読めるようになりたい」でもあるので、こういう作業は将来的にはやってみたいなと思った。

中小型株への「中長期投資」

中長期的に投資することが大事、ということで著者はこの方法に軸足を移しているらしい。銘柄選びで利用をしているのは、①会社四季報・・・とそのほかには、IR説明会やそのほか現場をみる、とか、勉強会、とかです。

やはり、ここでも注目されているのは「株主がオーナー」であること。創業経営者が大株主であることは、今まで読んだ本でも繰り返し言われていること。わたしも、これを探して見るのがいいのかなあ。

いくつか、おすすめの銘柄の紹介もありました。

投資スタイルについて

株式で設ける場合は、安く買って高く売る(バリュー株投資)、もしくは、高く買ってさらに高く売る(グロース株投資)のどちらかになるとのこと。一口に投資といっても様々な切り口があるようで、「順張り」か「逆張り」かということ、時間軸で「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」「中長期投資」なんていう分け方もできるもよう。いずれも自分がどのようなスタイルが得意で、向いているのか、見極めることは思っている以上に大事なようです。得意な局面が勢いのある上昇相場だという人もいれば、そうではないこともある。重要なのは、暴落で冷静でいられない局面になったときに、自分はどういう投資行動をとるか?(全部投げてしまうか、含み損を放置するのか)ということを見極めるのも必要。

決算書の読み方

株式投資と「決算」は切っても切れない関係だということです。

上場企業は、四半期ごとに「決算短信を発表しなければならない」と定められているようです。(知らなかった)

決算のポイントをおさえることは大事!

大前提:決算説明資料から読む

ポイント①売上高・営業利益
 売上高 前年同期比10%増、営業利益=同20%増が買うべき銘柄の1つの目安

ポイント②業績予測

ポイント③貸借対照表

なぜ投資をやるのか?

なぜ投資をやるのでしょう?著者は、経済的自由を手に入れるためだとのことです。テスタ氏は不労所得だとか言いながらも、ずっとPCに張り付いているから働いている感じだともYouTubeで言っていました。わたしはなぜでしょう?投資を始めていない段階から考えるのもあれですが…今考えていることは以下のようなことです。

①やったことがないのでやってみたい。今、ちょっとした投資ブームです。今までよくわからずに手を出せないし、財テクというせこいというイメージもあったのだろうか?そういうのも金融教育の一環なのかしらね。やってみたいという気持ちがある。

②もちろん資産形成がしたいし、お金を増やしたい。インフレで現金の価値が目減りするとか、米国株もいつかは暴落するとか、資産は分散させて持つべしとか、言われていてちょっと焦る。安定とは程遠い立場にいるので不安だからお金を稼ぎたい、というのはある。

③株をやることにより、経済指標や決算書を読むことを習慣づけたい。感覚を磨きたい。そのようなセンスが全くないけれども、憧れがある。ファイナンスとかアカウンティングとか、数字の世界、経営について数字で見れる、数字で語れるということに憧れがある。大変細かいところだけど、500百万円、と書かれていてこれが5億円だと即座に見てわかるようになりたい…会社での業績説明を受けて、ピンとくるものがある、見てわかる、コメントできるようになりたい。数字で意思決定をするということがどういうことなのか、自分で体感してみたい。

そんな思いです。

さて、自分はどんな投資方法がいいのかな。まだ調べ始めたばかりでフワフワしているし、新しい情報に飛びつき勝ち。今は株価が上がっているけど、下がる局面も絶対出てくるでしょうから。さて、どのようにやって生きましょうかね。老後資金も必要だし。

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この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

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