【能楽鑑賞】道成寺@国立能楽堂

今後の趣味として伝統芸能があったら、楽しみが増えるかな?と思って、少しずつ能楽に親しみたいと思っています。

1年に一回でもよいから能楽鑑賞をする。20年続ければ20回見れることになるでしょ。知識が付けばこういうのは面白いかなっておもって。ハマっているほどでは無いですが、いつか、新しい趣味を作れれば良いなとその種まきです。

本日は国立能楽堂で、道成寺を鑑賞してきました。狂言もありますが、時間が長いしなにかと仕事もしなきゃと思ったり他にも本読んだりドラマ見たり忙しいので、狂言はすっ飛ばしてきました。

道成寺は有名な演目のようで。

大きな鐘を舞台に持ってきて、引っ張って天井につるし、それをどーんと舞台中盤で落とすのが一つの見どころ。ロープでつるすところを押さえている人がいるのですが、そのひとをさらに若者が腰に手を添えて支えてて…なぞの鑑賞ポイントでした。全員男性ですが、若者がいるので注目してしまう。

序盤は気持ちよくうとうとしました…体が温かくなってものすごく気持ちく…アルファ波が出てるってすごくわかってすごいです。よーーー!ポンポン、よーーー!ポンポン、のリズムがめっちゃ幽玄…なのか!?うとうと…と。

それにしても、今回も鑑賞中に涙が出ましたね。なぜでしょう?地唄の迫力と感情がのっているのが伝わってきたからか?大粒の涙が流れましたよ…泣けるシーンでもないのに。

はたして、ひとにはやはり共感という川が流れていて、つながってその気持ちがうつると感情が流れ込むものか?不思議です。盛り上がってくると、わたしの感情も盛り上がってくるのです。

太鼓叩いているひとが地唄を歌うのですが、ハスキーにかすれていて、それが体調が悪くてかすれているのが、そういうものなのか?がわかりませんでした。

なんていうかさ、、

クラシック音楽とか舞台とかわかりやすいものもいいけど、こうやって地味でしーんとしているのも味合い深くいいよね。

キャンベルだったか?

自分の言葉を失った民族は滅びると言ったのは。あんまり関係ないけど、少なくともこういう文化があるというのは誇らしいとは思いましたね。

演目が終わったら拍手が起こったけど、拍手はいらん、雰囲気が崩れるぜーっておもった…

少しずつ、わたしの趣味種まき活動?を続けて行きたいと思うのでした。

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この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

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