《英語本》ギリシア・ローマ神話を知れば英語はもっと上達する~洒落た表現で君も英語を楽しもう!~

英会話ができるよう、英語ペラペラになるのではなく。その文化背景含め勉強している。そういう人、意外に多いのではないでしょうか?しゃれた表現、ウィットにとんだ言い回し、教養あるなと思わせるフレーズ…そんなことは私の今までの経験上なかなかできないのは承知の上。それでも、あこがれ続けているのです。そして、あこがれはパワーであると信じています!そんな私が大好物だ!と思ったこんな本を紹介します。

欧米の人々の文化のルーツはギリシアやローマで、子どものころからギリシャ神話・ローマ神話に親しんでいるのだそうです。英語を理解することもそうですが、西洋美術でもギリシャやローマは好きな分野です。印象派は好みではありませんが、歴史が好きなようです、わたしは。そういった意味で、英語の勉強も絵画鑑賞も、わたしは歴史や昔のことに興味があるのかな。そんなこと、大学生の時に指摘されたことがあるなあ。

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さて、本書にはギリシア・ローマ神話に出てくる神々、人物、故事が紹介されています。それぞれにかかわるストーリーや、ニュースや記事でどのような比喩表現として使われているかということが紹介されていてすごく面白い!「トロイの木馬(スパイ、贈り物に見えるが破壊を招くもの)」なんてよく使われるのはイメージできますがね。こういうこと、さらっと言えるようになるのがわたしの目標でございます。ギリシャの神々といえば、一時期、仕事関連で利用されることが多くありました。「クロノス」なんて、音の響きは素敵ですが、自分のこどもを全部食べちゃう神様だったようで、今思えばこんな名前を利用するのはどうなんでしょうね。知って使っているのと、知らずして使っているのではずいぶんと意味合いが違っていきます。「権力を奪う人、自分の子ども傷つける人」といういみがあるとのことで、こういうことを知っていると知らないとでは全然違ってくるよな。そして、きっと欧米文化をバックグラウンドに持つ人は、この言葉をきいてパッとイメージが浮かぶのだろうな。なんて思いました。言語を学ぶことは否が応でも文化を学ぶことになります。

英語をより深く理解するために必要なのは、ギリシャ神話ローマ神話、シェイクスピア、聖書、の内容を知ることが欠かせないようですね。いつかそんな表現ができるようになりたいです。

とても全部は覚えられないので、まずは5つ紹介!

Cronus クロノスタイタン兄弟の末っ子
権力を奪う人、他人の権力の座を奪った末に自分も権力から追われる人
the apple of discord不和のリンゴ
不和や争いを招くもの
Cassandra カサンドラ不吉な予言をする人
Hera ヘラゼウスの姉妹、妻
嫉妬深い
Prometheus プロメテウス素晴らしい贈り物(火)を与えてくれる

とてもためになり、好奇心を刺激される本でした。

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この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

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