【漫画感想】みいちゃんと山田さん

たまたま見つけて読んだ「みいちゃんと山田さん」という漫画です。

おもしろかったので1冊ずつKindleで購入をしています。

それにしても、漫画の購入って、高い…
紙の本だったらメルカリで売れるのに、漫画を購入して売っても、そんなにお得なものでもないし、漫画だったらたまには読み返すこともあるでしょ、とKindleでたまに購入をします。なかなかに衝撃的内容で、引き込まれた内容でした。

キャバ嬢として働いている「みいちゃん」は発達障害で、言葉を選ばずに表現をすれば「ヤバくて、頭が悪い」人間。字が書けない、物事を考えることができない、計算ができない、ちゃんと生活をすることができない。
最終的には殺されてしまうらしいけれども、彼女の生い立ちからのストーリーを追うような漫画となっています。
絵が可愛いし、山田さんのキャラもいいし、おもしろくてすいすいと読めます。

★★★

ケーキの切れない非行少年たち、という本があるらしいです。
主人公の「みいちゃん」はまさしくこのような存在でしょうかね。
私にとっては新鮮でしたが、今に始まったものではないでしょう。

昔から、きっとこういう知的障害がある人はいたはずで、
例えば乞食とかもその一つだったのかもしれない。
ちょっと普通と違う、人から距離を置かれる、逸脱した行動をとる。
民俗学で言うところの、
どこかでそういう人たちがいるのが「普通」である世の中であったのではないか?

それが、あまりに同質性やクリーンさを求めすぎているから、みいちゃんがあまりに異質であるような
このようなことになってしまうのではないか。

社会人になってから(会社にはいってから)は、同じような人間ばかりの会社に、組織に所属している。


だから、「ヤバい人」に会うことはめったになくなった気がします。
小学生の時は、、知的障がい者っぽいクラスメイトは、学年に1~2名はいたよね。公立小学校だからか。
で、そういう人が身近にいて、ちょっと違う存在ではあったけれども受け入れていたよね。
xx君は、そういうひと、だからちょっと違う。

徐々に進路が分かれていて、交わる機会があまりないのかもしれないけれども、そういう人を内包している世の中であるはずなのに、そしてそれが「普通」であるのに…?社会とは、人間世界とは、そのはずなのに。

あまりにも、クリーンな世の中に、同質性だけを求めている世の中になっているのでしょうか

少し考えればわかるでしょ、とか、前もって準備して、とか、そういうのが全くできないと。
頑張れない、頑張りたくても頑張れない、という人々で、
それは、そもそも知的レベルがもともと低いからなのではと。

足が速いとか、顔がきれいとか、その文脈で語る、「頭が良い、悪い」ということなのかも。
知的レベルが高い、ということは、外見がよいとか身体能力が高い、ということと同じくらいのレベルの生まれ持った能力であると。

勉強すれば頭が良くなる、努力すれば賢くなる、と思っているから。
だから頭がよくないことは努力していないことで、それ自体がだめ、ということになっているのでしょうかね。

境界知能という人たちか…

我々って、どうやってこのような世の中になっていったんだろうね。
普通じゃないこと、やばいことをここまで忌避するようになったのだろうね。
我々が、周りが、「優しくない」ということだけではないと思うのだな。。。

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この記事を書いた人

英語、登山、旅行、考えること

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