本日、人生で初めてのHSK3級の試験を受けてきました。
試験準備としては、HSKの過去問を1週間ほど前から少しずつ解く、リスニングを隙間時間に聞く、単語を少しずつ覚えるといったところでしょうか。過去問を解いたところ、なんとなく、いけそうな気もしました。でも、いけないような気もしました。中国語を勉強している以上は、いつかは受験するだろうからと、お試し気分での受験でもありましたが、試験があるからこそ勉強するから、試験は必要だな、とも思いました。
試験日当日は初めてのことだらけでしたが、まず試験会場が「過酷」。某国立大学でしたが、この猛暑の中早く着きすぎても会場となる校舎に入れず、外で待っている人が多かったです。
確かに受付時間は13時10分からと記載がありますが、ちょっとは柔軟にしてくれればよいのになあと、オペレーション面を見てしまう。トイレには入れてもらえたので待ち時間をトイレでやり過ごす羽目に。開始前からぐったりしてしまいました。教室自体はクーラーが聞いていたのでほっとしました。待っていた廊下は暑かった…
試験そのものも、独特でした。マークシートの記入方式にまず戸惑い、あれこれ確認しながら進める形に。リスニング・読解・書写の3部構成で、先読みは禁止。各セクションごとに時間が決められていて、早く終わったら次に行く、ということができない。こういう細かいルールも含めて、ちょっと気をつける必要があるなと感じました。
それにしても、受験者の若さに驚きました。そもそも試験を受けるくらいだから学生が多いのでしょうが、中国語を学んでいる人って、こんなにたくさんいるんだ…と実感。
肝心の内容はというと、リスニングの2問目あたりでつまずきました。読解では「まったくわからない…」と感じる問題もありましたが、時間をかけてじっくり読んで、なんとか消去法で粘りました。語彙の壁はやっぱり高いですね。特に知らない単語が入ってくると、本当に対応できないと痛感しました。
でも、全体としては「良い経験だった」と思います。今回の試験を通して、「まだまだスタートラインに立ったばかりなんだな」と実感しました。そして何より、多くの人が中国語を学んでいるという現実に、刺激をもらいました。
語学の試験は面倒です。試験官も何度も同じことを言うし、上から目線にも感じることもあるし(これは仕方がないのはわかっている)ちょっといらいらしてしまうこともある。それでも、試験を受けられることに感謝かな。
次は、HSK4級にチャレンジしたい。
今日の経験を糧に、また一歩ずつ進んでいこうと思います。
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