購入してさっと読んだものの放置していました。でも、ちゃんと理解したいので少しでもアウトプットしたいと思います。
まず、ファイナンスとは何か?ということ。
ファイナンスの存在意義は、企業価値向上にあること。
会計との違いは、会計は「利益」を扱うのに対して、ファイナンスは「キャッシュ」を扱うとのことである。
会計は過去の利益を扱い、ファイナンスは未来のキャッシュを扱うこと。利益は、考え方次第で、ある意味微調整ができるけれども、キャッシュはうそをつかない。今、そこにいくらあるのかということを問題にできる。
会計については、簿記2級の勉強である程度概要は理解していると思う。しかしながら、ファイナンスとなると、会社で講義を受けたのにいまいちである。WACCとか日常会話で使えたらかっこいいのになって思っている。
企業価値って、数字で表すものだと思うけど、主たる事業活動以外にも財テク的なことをして、また努力をしてキャッシュを増やすことができるってことなのかな。事業活動以外のところから、会社の利益に貢献するということかな。明らかに数字で結果が出せるということは、いいなあ。私がやっている仕事では、数字で利益やら何やらバシッとだせないですから。
ちなみで、ファイナンスで使う「企業価値」というものは、「投資家にとっての企業価値」ということである模様。リスクとリターンの話、現在価値の話、リスクプレミアムとか。企業にとって守りとは、WACCを下げること。WACCを下げることが、IRの役割、投資家に対しての広報活動であるのだな。WACCを下げるためには、投資家のリスク認識を下げる。企業がいきなり、業績が下がりました!って言ったら投資家は激怒する。
企業価値っていうのもものすごく深いテーマであると思うの。
意思決定の一つとしてファイナンスを利用することが重要なのである。万能ではないけれども。
ということで、まだまだ途上ですがこういうのも面白い世界だと思うので、言葉がわかるところまでたどり付けたらよいなと思うのでした。
石野雄一さんは、ファイナンスの本を多く出版されている模様なので、何冊か読んでみたいな。いつかはファイナンスを使いこなして仕事をしている自分を想像しながら!
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